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東洋の道徳と西洋の芸術

日本人の進むべき道として、
「道徳は東洋の儒教の方が優れているのでこれを取り入れ、科学技術は西洋の方が優れているのでこれを取り入れる」
と、江戸時代末期の思想家、佐久間象山が残した一言。
最近会社の同僚に借りた本に「日本人の進むべき道が『東洋道徳、西洋芸術』」との記載があり、すごくしっくりきたので紹介。
 
ここ何年か、専門分野の勉強はしているけど、心(てか魂のステージ?w)の成長が追い付いてないなと思い、
心理学や哲学などを勉強しようと思っていた時期があったのですが笑(真面目か)、
でもなんか違うなと思っていた。
本読んだけど、心成長したのかな、みたいな。笑
 
それである方のメルマガを読んでてしっくりきたのが、日本人としてのマナーを身に着けるということ。
・会社を訪問するときは5分前、これは知ってる
・お宅を訪ねるときは5分あとにいく、これ知らん。笑
・お見送りされるときは一番最初の曲がり角を曲がる(目的の方向と違くても)、これもっと知らん。笑
道徳心ないな。。
 
でも、まずはこういうことからなんだろうなと。
心の、精神の成長を果たすとは。
哲学書とか、心理学文献とか、そういったもので拭えなかった不安感の解決方法はここにありそうです。
 
ちなみに、日本人は全体性としてこの「東洋道徳、西洋芸術」のバランスが崩れると歴史的に、判断を誤る傾向にあると思われます。
特に東洋道徳が社会全体で薄まるとき。大きな例としては、第二次大戦、そしてバブル崩壊。あと細かいのは個々の記憶の中に。
道徳観に欠くふるまいが、社会的に許容されるようになると、リカバリに時間がかかるような大惨事になります。
 
要はバランスが大事、ですね。
そして今日本人が新たな進歩を見せるためのそのバランスとは、今の時代の『東洋道徳、西洋芸術』なんでしょう。
 
私も最近人の上に立って指示をするような仕事も増えてきたのですが、
・人をリードする
・社会をリードする
・面前に立つ
そんなことを志している人にはマストスキルなんだと思います。
 
デリカシーがない、とか、つまりは道徳心が欠如していることの表れ。東洋道徳が薄れている。
そしてこの状態で人の上に立つのは非常に危険なんだと、そう気づいた一幕でした。
 
儒学を学んでみたいという方は、まずこれがおすすめみたいです。(論語とか結構内容ヘビーなので、これくらいからスタートがいいと思います。)
↑の出展元です。